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2011年 07月 29日

蔦でさえ

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ガラスの割れて枠だけになった窓では、蔦でさえ朽ち果てた建造物のようでした。風化していく金網のように、長時間にわたる腐食の中ではがれ落ちていく皮膚。のように、朽ち果てた建造物のような蔦。
思考が時間を遡っているのか、時間が思考を追いかけているのか、ゆがんだ空間と窓の向こうに広がる日常に、眩暈がするような1日なのです。
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by luxnoto | 2011-07-29 19:38 | 写真
2011年 07月 26日

始まった

めずらしくNikon Rumorsからの翻訳で記事を書きます。

It has began

”ニコンはいくつかの国で2011年8月24日に報道機関向けイベントを開くことを計画してきた。複数の情報源から、これは100%確実である。ニコンは最新のレンズ、50mm F1.8、40mm F2.8には報道機関向けイベントを計画しなかったが、それによって次のアナウンスがそれら2つの製品よりも重要なものとなっている。新しいCoolpixは、ニコンはプロ製品とコンシューマ製品を別々に発表するのを好むため、それより1週間早く(おそらく8月17日)発表されるだろう。”

8月24日を座して待つことにしますが、その日国内にいないことが悔やまれてなりません。できれば発表だけにして、発売はもう少し後を希望します。まあ、Appleではないので発表即発売とはならないでしょうが。
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by luxnoto | 2011-07-26 18:35 | カメラ
2011年 07月 22日

2階

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錆びついた階段を上り、2階へ上がると、そこもまた取り壊された夏の日差しの跡でした。ガラスが割れて空中へと開かれた窓枠に絡まる蔦が、ゆっくりとその目を閉ざそうとしています。
窓の外を行き交う足音のさざ波に混じる蝉の声。
暑い夏はこの中には入ってきませんでした。
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by luxnoto | 2011-07-22 23:31 | 写真
2011年 07月 20日

窓の外

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壁のはがれた窓から見えるのは、生い茂る木々。行く手を阻むように、どこにもたどり着けない形骸化した記憶のように、がらんどうの内実をたたえて夏が迫ります。
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by luxnoto | 2011-07-20 10:45 | 写真
2011年 07月 19日

むき出しの

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むき出しの鉄筋はどこか広島の原爆ドームを彷彿とさせます。どちらも同時代の建物なので、あながちそれは間違いでもないのでしょう。崩れ落ちた壁のように、ボロボロと記憶は死に絶えていきます。海の底に積もるプランクトンの死骸のように、いつか新しい生命を宿すのでしょうか。
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by luxnoto | 2011-07-19 00:39 | 写真
2011年 07月 18日

贖罪

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そんなわけで廃虚に行ってきました。
打ち捨てられた建物は過ぎていく時代の中で死に絶えた記憶をたたえていました。降り注ぐ夏の暑い日差しは遠い昔に降り注いだそれと同じなのでしょうか。誰かがここで汗をぬぐい、冷たい水にのどを潤したのでしょうか。
そこにどれ程過酷な事実が存在していようとも、どれ程残酷な過去が存在していようとも、時間の流れの中でそれは消え去ってしまいます。それこそが何よりの残酷さなのかもしれません。降り注ぐ夏の日差しの中の優しい日影は、それだけで1つの贖罪に値するのかもしれません。
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by luxnoto | 2011-07-18 15:19 | 写真
2011年 07月 18日

存在の痕跡

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廃虚を撮りに行ってきました。身近なところにある廃虚もあれば、そうでない廃虚もあるのでしょう。梅雨明けの熱い日差しの中、涼しい木陰に癒されながら辿るのは消失しようとしている存在の痕跡でした。物事の明暗がそこに浮かんでいました。
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by luxnoto | 2011-07-18 00:59 | 写真